安心で安全な暮らしを実現するための防犯対策には、住まいの総合的な防犯への配慮と、地域と連携したコミュニティが求められています。個別に防犯対策を講じるだけでなく、近隣と連携の取れた街づくりこそが大切です。
■侵入犯罪が急増しています・・・。
侵入犯罪が増加する一方で、手口も凶悪化しています。新築の防犯対策はもちろんのこと、既存住宅においても必要不可欠です。ピッキング対策や補助錠だけでは十分といえず、ガラスやサッシ、シャッター雨戸や照明など総合的な対策が求められています。
■戸建住宅への侵入手口で圧倒的に多いのは「ガラス破り」
一般の住宅や店舗への侵入の約7割が、窓や玄関のガラスを割ってクレセントやカギを開けて侵入する「ガラス破り」です。
■マンションへの侵入手口の半数は「ピッキング」
マンションの場合は、玄関のカギをピッキング開錠やサムターン回しなどの不正開錠によるものが約5割と多く、ついでガラス破りです。
■短時間でも施錠の習慣を・・・。
戸建住宅やマンションに限らず、約2割はカギの閉め忘れなどの「無締まり」です。わずかな時間でも施錠する習慣を身につけてください。
Q:ワイヤー入りのガラスだから防犯性は大丈夫?
A:一般には網入りガラスといわれますが、防火目的に使用しているもので、防犯効果はありません。かえって泥棒にとっては作業しやすいガラスだともいわれています。
Q:強化ガラスは防犯になりますか?
A:同じ厚みであれば、通常強化ガラスの場合3〜5倍の強度があるといわれます。そういう意味では、割れにくいのですが、防犯の場合は耐貫通性が高いものが良いといわれています。
Q:防犯に効果的なガラスは?
A:やはり防犯合わせガラスでしょう。中間膜をガラスで挟み込んだもので、耐貫通性に優れ、こじ破るのに時間がかかります。この中間膜の厚みがあるものほど、防犯効果が高いといえます。